Date
November 12, 2025
Number
7
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About
建築家が椅子をデザインするように、インタラクションデザイナーにとって時計のデザインは典型的な制作物として捉えられています。それは建築家が人の体をあずけるかたちを探求するのに対して、インタラクションデザイナーは時間の認識を探求するというのがあるのかもしれません。特に手で触れたりといったインタラクションは必須ではないのですが。
ジョン・マエダの『12 o’clocks』(1996)はデジタル時計にとってエポックメイキングな作品です。今まで物理的な機械で精密につくられていた時計をインスピレーションにするかたちで振り子のようにアニメーションする時計や、反対にデジタル的ならではの3次元的な表現がみられます。
Abstract
彼の学生のGolan Levinが作ったのが『Banded Clock』(1999)です。時間をストライプで表現した抽象的な時計で、上から秒・分・時間を表しています。
そしてそのGolan Levingから学んだLee Byronが制作したのが抽象時計が『CenterClock』。円のパーティクルを用いた抽象的な時計でシアンの円が時間、紫が分を、白が秒数を表現しています。
Texts
Gysin-Vanettiの『24 Times』は時間を24の特殊な記述方法で表現しています。一般的には時間、分、秒で考えてしまいますが、一日の中で何%か、針時計の角度を抽出したりと新しい視点を提供してくれます。
Generative
thaの『GRANSTA CLOCK』は一秒ごとに鳴りひびくサイン音に反応し、数字のかたちに充填されたオブジェクトがアニメーションします。
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Practice
12 o’clocksの中から選んで自分の時計をカスタムしてデザインしてみよう。